愛知県名古屋市にある、レトロファンの間ではかなり有名なお店があるとウワサを聞きつけ【洋菓子ボンボン 桜山店】へDECO-PON隊員が潜入してきました。
夜に訪れたのは訳がありまして、横のボンボンセンターと喫茶ボンボンの看板ネオンが映える、雰囲気ある時間帯を選びました。予想通り、夜に灯る看板は昭和感が満載でステキ。店の扉を開ける前にすでに胸が踊りトキメキます…。
中へ入ると、奥へとつづく細長い通路。脇の大きなショーケースに並べられたケーキ。いろいろありましたが、昭和の懐かしい砂糖漬けにされた紅いチェリー、ドレンチェリーが乗っけてあるケーキ『サバラン』250円が目を惹き注文。。。
奥まで行くと半地下とロフトに分かれてあり、半地下の方へ座ることに。紅い椅子がとても可愛らしい。
座ると狭い空間がなんだか心地よいです。甘酸っぱい、初恋のような気分になる空間。哀愁漂う照明の明かり。レトロ好きに有名なお店だということが納得です。
注文して出てきた『サバラン』は、型がまたレトロで愛くるしい。パン生地部分を一晩ラム酒に漬け込んでいるそうで、したたるほどにお酒が染み込んでおり、お酒に強い方でも短時間でやや酔うほどに。
食べきったあとに、アルミ箔の底に残ったラム酒。どれだけ、染みこんでたのか…。
『サバラン』効果で、ホロ酔い具合で目に映る紅い椅子の色合いやレトロ空間が妙に気持ち良いです。『サバラン』はこの空間で食べて威力を発揮するような気がしました。
昭和へタイムスリップできる、筋金入りの本物のレトロ感。
混じりっけなしの昭和のインテリア。ここでしか味わえないノスタルジーがある気がします。浸りながら、珈琲とケーキを召し上がってみてはいかがでしょうか。
最後になりましたが付け加えて、隣りのボンボンセンターのアーケード。
このネオン看板をくぐると、細い路地に新旧の飲み屋さんが軒を連ね広がっています。その名も『ボンボン・ストリート』。
伺うに、若者たちがボチボチ飲みに入って賑わっている穴場のようです。喫茶ボンボンだけではなく、周辺の一角の雰囲気も含めて昭和の空気を感じてみてください。
記/ 野菜ぱくぱく (2014.10.09)
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