愛媛県は松山市を代表する珍スポットといえば、まず欠かせないのが【達磨寺】。全国クラスの必須ポイントと云えるでしょう。今回はその【達磨寺】の視察記をオトドケしてゆきます。
日本最古の温泉で有名な道後温泉から、四国八十八箇所の五十一番札所である石手寺へ向かう途中の道、「道後温泉プリンスホテル」脇、その坂の上に摩訶不思議な建造物は存在します。
まるで地中海にあるような白い風変わりな建物の上に、赤いダルマが口を開けて乗っかっている奇妙な建造物!!これこそが松山市を代表する珍スポットのひとつ【達磨寺】である。
正式名称は【別格本山 梅渓山達磨寺】というそうです。
ここの家主(60~70代)によれば、この建物は今から2代前のお爺さんが、およそ40~50年前に建設。たった一人で作ったのか、はたまた数人で作ったのかは聞き逃しましたが、予想では、おそらく業者の手は加えられてないと思われます。
構造としては、ダルマ形は表面だけでなく、背部までカーブを描いてきっちりとした造り。その隣接した建物も味のある質感で、風変わりな手造り感が満載でありました。
驚くことに近隣住民の情報では、この【達磨寺】は、建設された代の奥さんが眠る「お墓」だといいます。なぜ「ダルマ型」なのかは不明ですが、「お寺」というよりも、むしろ「現代のダルマ型ピラミッド」と言っても過言ではないのではないでしょうか。
このダルマには奥さんを愛してやまない証として創られた、美しき建造物だったのですね。
まぁ珍スポットではありますが、神聖な「お墓」として踏まえたうえで、訪れたらよいスポットだと思います。
記/ Charlie Apple (2014.07.08)