愛知県は日進市岩藤町にある隠れた名所【五色園】へDECO-PONスタッフが潜入しました。
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この【五色園(ごしきえん)】は日本で唯一の宗教公園。浄土真宗の開祖・親鸞(しんらん 1173-1263)の生涯を再現したジオラマパークといっていいでしょう。
創設は1934年(昭和9年)に、『森夢幻(後の大安寺初代管主)』が、多くの人の助力とともに建設。後に正式名称が『宗教法人五色山大安寺』となったそうです。
まぁとは言っても、我がDECO-PON隊員としては『宗教公園』という形式は置いといて、注目すべきは、『東海珍名所の父』との異名をもつ、コンクリート像作家【浅野祥雲 (あさの しょううん 1891-1978)】氏に着目。
五色園の最大の特徴は、その浅野祥雲氏の多大な塑像の作品群であります!
親鸞の教えを視覚的に感知させることを目的とした塑像の数々。ということで浅野氏の世界が満載のスポット、五色園を【前編】と【後編】の2部でオトドケ。
今回は【前編】をオトドケしてゆきたいと思います。
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当日は、あいにくの雨でありましたが、ここが公園への入口↓。広大な敷地面積が伺えます。
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入場すると、さっそく石像群がお出迎え。【月見の宴】という作品だそうです。石像の大きさは一体あたり人間の大人の1.5倍くらい。実際にみると迫力あります。
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しばらく進むと、今度はなにやらお坊さんたちの石像がみえてきました。なんというか現場も独特の空気感で、それに相乗して異様な雰囲気を放ってます・・・
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これは【信行両座】といって、五色園の情報でよく目にする象徴的な石像群。
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なんともシュールさを通り越して、なんだかシリアスで重い光景です。実際に野外でこのようなシチュエーションがあるでしょうか・・・石像も一体一体が個性的で表情も様々。
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どういった展開なのかはわかりませんが、鬼気迫る僧侶。
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・・・ですが一転!!遊び心でしょうか。草履が抜けちゃってます!
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シリアスな光景でありながらも、どこかしら滲み出るポップ感と稚拙美。
浅野氏の創りだす石像の魅力と摩訶不思議さに囚われつつある我々DECO-PON隊員なのでした。
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園内には100体にもおよぶ石像があり、年月による遜色と劣化が目立ってたようですが、現在はボランティアによって徐々に修復作業をしてるそうです。嬉しい限りですね。
今回の【前編】は、あくまで序章!!ここまでのオトドケとなりますが、次回の【後編】も五色園の風情と浅野氏の作品群が加速してゆきます!!
記/ Charlie Apple (2014.10.16)
タグ:珍スポット, テーマパーク, 寺・神社, 文化, 芸術, 中部地方, 東海地方, 愛知県, 日進市, 五色園, 浅野祥雲