広島県は尾道市にあるサイケデリックな小売店【(有)ひめじや】にDECO-PONスタッフが潜入しました。
さてさて、前回の記事、【前編・ひめじや】の外観を堪能したところで、今回は【後編】!いよいよ内部潜入記をオトドケ。外で装飾作業していた店主の許可を得ていざ内部へ!!!!!
そもそも商店として現役なので、営業中の店内に入る許可はいらないワケですが・・・
いざ潜入!と、入り口のドアに手をかけるものの固くて開きません・・・・まるで鍵がかかってるかのような固さ。
「閉まってるのかな?」と、道路向かいにいる店主に尋ねると、やはり営業中の模様。
どうやらドアを開けるにはコツがいるらしい・・・
ということで、店主の指示を仰ぎながら、ドアを開けるコツをつかみ、やっとの事で内部へ潜入。
とりあえず中には商品が無造作に置かれてます。主に飲食品を扱ってるようですね。
天井の蛍光灯はすべて外されてたり切れてる状態で、昼間でも薄暗い店内。
ハデに装飾された冷蔵庫はきちんと作動してるようです。なかのモノは売りもの兼店主の食料ではないでしょうか。
ご覧のとおり、内部もDIYアートが炸裂。店主の絵画らしきものもチラホラみられます。
しばらくすると、外にいた店主がドタバタと急いで店内へ入ってくる。どうやら入り口のドアを閉めたのが気がかりで駈けつけてきたらしい。
普通ドアを開けたら閉めるものですが、店主いわく「一応、商品があるから」と自分が見えるように開けっ放しにしてくれと厳重注意。
タイミング的に少ししか話せなかったのですが、この【ひめじや】の店主である山名勝己氏は、もともと画家を目指していたらしく、その夢をあきらめて「今はこんなことやってるんだよ」と言って再び外へいってしまいました。
その後は、向かいのお店に停めてある車のなかで、何かをしてることもなく、ひたすら不動のままボーっとしている店主。
ウワサによれば、そうやって車内から飾り付けたお店を眺めて幸せのヒトトキをご満悦してるそうです。
みなさんも機会があれば、山名氏が築きあげた【ひめじや】装飾を堪能してみてはどうでしょう。
記/ Charlie Apple (2014.09.17)