愛媛県は伊予市にある喫茶店が、バブル期の雰囲気をそのまま閉じ込めて現代に至っていると聞きつけて、【喫茶 idol (アイドル)】DECO-PON隊員が潜入してきました。
『アイドル』といえば、松山市にある同じ名前の喫茶店も以前紹介しましたが、松山市の隣町・伊予市にも個性的にも実は存在してるんです。(※系列ではありません)
ちなみに以前紹介した【喫茶 アイドル】は潜入記はこちら
http://deco-pon.org/index.php/page/idol_matsuyama
屋号を察するに、当時の時代背景もあったのでしょうか。ということで、今回は伊予市にある【喫茶 idol (アイドル)】に潜入してきました。
まず、店のある場所にまず驚きます。緑の木々が覆い茂る山中の国道沿い、大きなカーブに突如現れる外観がカラフルな長方形の建物。こんな山間に、こんなにもド派手な…。
非常に目立つ色合いです。車でサッと通るだけでは喫茶店なのか?は確認できない建物。しかしながら、いつもトラックや営業車が停まっている人気店らしいのです。
店に近づくと日替定食の赤い文字看板で飲食店と認識。入り口の屋根看板の造りと『idol』の文字のデザインが独特。
外には、1000円カットを彷彿させられる大きいメニュー看板。『すべてソースは手作り』と、こだわりの書き込みがしてありました。
いったい店内はどのようになっているのでしょうか。さっそく潜入です!!
入ってすぐがレジ。そして今ではなかなか見られないレトロなガムの簡易販売器が置いてあります↓
漫画や新聞が大量に置かれた棚部分を通って見渡せば、パステルのグリーンとレッドのPOPな店内が満席状態。
コンクリート打ちっぱなしに見える壁は、よく見ると何やら繊維を押し固めて造ってあります。
吊り下がりのシャープなライトにクルクル回る黒色の天井ファンが90年代前半を思わすトレンディ具合。脳内に『W浅野』『プロデューサー巻き』『石田○一』『ホイチョイプロダクション三部作』が駆け巡るバブル期を思い起こさる店内の雰囲気。
往年のトレンディドラマを思い浮かべながら『チョコレートパフェ』を注文してみました。
お味はなかなかの懐かし昔のレストランB級グルメといったところでしょうか…。パフェの果物にはバナナとリンゴと柿が乗っけてありました。
すこぶる気持ちイイ、愛想の良い定員さんの接客。漫画喫茶としての利用価値も高いです。
作業服姿のお客さんから家族連れ、おひとり様でも過ごせる喫茶店。みんなから愛されてる地元ならではのお店でした。
記/ 野菜ぱくぱく (2014.11.12)
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