愛媛県は松山市の郊外、喫茶カレーが美味しいシックなお店があるとウワサを聞きつけDECO-PON隊員が【アイビーハウス】に潜入してきました。
このお店は、以前紹介した【海賊うどん】の近くにあって、瀬戸内海が一望できるロケーションとなってます。
今回の訪問は夜なので海は写してませんが、この光に照らされた建物の不思議な雰囲気がまた独特なのです。アイビーハウスと言うだけに、ツタが大量に絡まっていた時期もあったようですが、今は外観はアッサリ。ツタひとつない様子。その分、50年〜60年代っぽいアメリカの郊外の喫茶店なデザインの外観が際立ちます。
まさにその時代に合った、東海岸のトラッドスタイル、アイビーファッションやプレッピーな格好がピッタリ似合いそうです。。。
さて、肝心のメニューはといいますと、ここのオリジナル人気メニュー『ゴールデンカレー』650円。
バターの香りが漂うライスの上に薄焼き卵がふんわり敷かれています。ルーはサラサラしていますが、色々な野菜が溶け込んでいてコクがシッカリ。
カレーにとても必要な玉ねぎは、食べて納得した地元産のものを直接仕入れているらしいです。赤い灯台、瀬戸の穏やかな海を窓から眺められるシックで落ち着いた店内。開店以来かわらない味です。
何やら物語がはじまりそうな店内をボーっと見ていたら、、ドラマ『ツイン・ピークス』によって、広く注目を集めることになったデイヴィッド・リンチの世界を彷彿とさせる内装。50年代という時代の影を多くおとす彼の作品。ツインピークスには、ホテルが出てくるのですが、その雰囲気に似ています。
ドリンクのウィンナーコ珈琲のマグカップもオリジナルで【アイビーハウス】のロゴが可愛いです。思ったより大きなマグでドリンクがたっぷり入ってて、ボッテリした陶器の厚みが口あたりよいです。
松山市街から20km離れた郊外の海で、味なヒトトキを愉しめる【アイビーハウス】。おすすめです。
記/ 野菜ぱくぱく (2014.09.03)