高知県は四万十町にある【海洋堂 かっぱ館】へDECO-PONスタッフが潜入!
この【海洋堂 かっぱ館】は、我が国が世界に誇るフィギア造形製作会社「海洋堂」の創始者である、宮脇修氏の「奇想天外」プロジャクト。 その高知出身の宮脇修氏が、打井川小学校の体育館を改築し始動したフィギア館【海洋堂ホビー館】の次に誕生した「へんぴなミュージアム第2弾」が、この【かっぱ館】なのです。
まずは、フィギア館である【ホービー館】を紹介するのが妥当なのでしょうが、我々DECO-PONとしては、やはり妖怪!「かっぱ」を先に語れずにはいられない!ってことで【海洋堂 かっぱ館】の潜入記をオトドケしてゆきたいとおもいます。 |
さて、この【かっぱ館】は、日本最後の清流と云われる「四万十川」のほとり構えてます。今年2014年7月でめでたく2周年。2号館も誕生して更にパワーアップとの話でDECO-PONスタッフも興奮気味。
ちょうどこの日は、小雨と霧でおおわれた、まさに「かっぱ日和」。
さっそく田園にカッパの人形がお出ましです。
本館に架かる橋には、「金のシャチホコ」のごとく「かっぱのシャチホコ」的なのが乗っかってます。
そして、この丸太と土壁でつくられた奇抜な建築物が【かっぱ館】!!!!
どうやら、世界遺産であるトルコの「カッパドキア」洞窟群からシャレを掛け合わしてのイメージらしいです。
本館前まで来ると、おびただしい数の河童、かっぱ、カッパ!!!!
これらの人形は、チェーンソーで削り造形するチェーンソー・アートらしいです。日々増殖してるとのこと。
かっぱたちに翻弄されながら、やっと【かっぱ館】入り口。内部へ潜入!!!!
外観もさることながら、内装も木造でおもしろい構造。
あと、トイレの蛇口が、かっぱの大好物キュウリ!という細かいディティール
入り口付近では、かっぱ館の来場記念に、訪れたみなさんがお皿にメッセージを書いたりしてます。
いきなりドーンと構える「かっぱの巣」?
詳しくは読んでませんが、かっぱの説教部屋でしょうか。
この【かっぱ館】内には、世界中から集まった「四万十川カッパ造形大賞」の全作品、約1300点余りを展示されてて、いろんな河童が大集結してます。
一部ではありますが、ご覧ください。
1Fのカッパ作品群を見おわって外のテラスへ。
ここにも河童の群れが!!!
ご覧になったとおり、館内には気味の悪い河童も居たりするんで、このテラスで愉快な彫刻かっぱで、ちょっと一息、ほのぼの気分というのが狙いかもしれませんね。
一息ついたところで、再度館内へ。
カッパ作品を眺めながら、2Fへ上がってゆきます。
2Fへ上がるに連れ、河童の作品具合も奇妙かつ愉快に加速してきます。
その奇妙×愉快なワビサビ小出し具合も絶妙です。
2Fの作品群も見終わり、1号館から次は隣接してるオープンされたばかりの2号館で移動。
2号館は、2Fがメインで、3Fが子供たちの憩いの場になってて、かっぱの塗り絵などして遊べる空間になってました。これからもっと作品も増えていくんじゃないでしょうか。
カッパ尽くめの奇想天外な空間。
当初は、「海洋堂」という冠がついてることから、そっちの期待もしてましたが、実際のところカッパ作品には海洋堂は関係ありませんでした!!
しかしながら、この秘境で四万十川のせせらぎを聞きながら見る奇妙で愉快なカッパたちは想像以上に満たされ満足。 四万十川も愉しめ一石二鳥の【かっぱ館】。あなたも是非!! |
最後に、おまけ。
岐路の途中。
四万十川で有名な「沈下橋」
本当に沈下してました・・・・
記/ Charlie Apple (2014.08.20)