大阪府は梅田駅前のビルに、万博当時から創業の喫茶店があるとウワサを聞きつけ、DECO-PON隊員がさっそく潜入してきました。
1970年に建設された『大阪駅前第1ビル』の地下1階にウワサの【King Of Kings】はあります。大阪駅前ビルは第1~4まであり、そのなかで一番古いビルが『大阪駅前第1ビル』。1970年、日本万国博覧会の年に完成したものです。
そもそも駅前ビルたちは、万博開催へ向けての大規模開発の一環としてつくられたもので、今もなお当時の名残と輝きを放っているビル。この【King Of Kings】も完成と同時にオープンしたお店らしいです。
ということで、万博気分を胸に潜入記をオトドケしていきたいとおもいます。
通路からも充分に伺える巨大なステンドグラスの壁。光があたらずとも感じるモザイク柄の美しさ…。
入口のモノクロの看板とモダンに調和しています。
外からも素晴らしいですが、中から見たステンドグラスはどのような輝きを放つのか?!ワクワクしながら店内へ。。。。。
ふかふかのピンクの絨毯。赤と水色の椅子。70年代調の可愛い家具。
外の蛍光灯に照らされた、ため息もののステンドグラスと合わさり、万博当時にタイムスリップした気分。
グランドピアノが置いてあり、1日に何回か演奏されるそう。
ゴージャスなユリの花が飾られてあり、ハープの楽器のような仕切り。
店の奥はBARになっており高級感も漂う大人な雰囲気。ガラス板を前後させて組み合わせたモダンな仕切りから見えるBARカウンター。
ボトルキープ?!ストックされたウイスキーたちも空間の雰囲気にひと役かっています。夜には渋くダンディな大人たちが、お酒を飲みに集いそうな場所。
しかしながら、喫茶店としても利用できるので、店内のカラフルな色合いにあったクリームソーダを注文。泡立った緑色のソーダ水にアイスクリームがズップリ沈んでるのが良い具合。
ステンドグラスから差し込む光をうっとり眺めながらお茶ができる【King Of Kings】。宇宙旅行をした気分を味わいながら、70年代を目や肌で感じられる貴重な喫茶店です。
記/ 野菜ぱくぱく (2014.10.03)
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