[第2章 ~バチ当たり参拝ゾーン~]から、今回は[3章]!!静岡県は伊東市にある「伊豆の三大珍博物館」の一つ【まぼろし博覧会】を引き続きオトドケ。
2015.12.06にDECO-PON隊員が潜入した記録です。
引き続き「昭和の時代通り抜け」があるエントランスまでやってきました。
内部へ。
なんだかお祭り満載!!花電車バージョン!!
鯉のぼりから世界の国旗!!かき氷の旗や提灯まで・・・カラフルで華やか!!
しかし、この空騒ぎ感が妙に不気味・・・・
狛犬がなぜか座ってる・・
ここから先が「昭和の時代通り抜け」ゾーン。
その看板に「あのころは冷房もなく夏は暑いものだった」と「夏は暑い」と書かれてます・・・
そう!館内は昭和30年代当時の環境を再現し、エアコンは一切完備してないとの事。
外の標識にも書いてあった「ナチュラルなエコ環境」とはこの事だったのか!!
幸いまだ冬でよかった(潜入時期/2015.12.06)
さぁ潜入です!!
壁の至る所に昭和の新聞らしきものがギッシリ貼られてます。奥にはやはり怪しい展示物が・・
まずは昭和初期からみたいです。
ものすごい個性を放つ「アッパッパー嬢」!!!!
アッパッパーとは、頭からスッポリ被る木綿のワンピースのこと。戦中戦後に流行ってたみたいです。
足元には軍犬渦巻や写真が散らかってます・・
ここは「戦前・戦中の日本のおかしなムードが充満している雰囲気を感じてもらうゾーン」だそうです。
よく見れば、オバサンの顔に雰囲気が集約されてますね。
左隅に野球少年??当時は戦局の悪化に伴い野球用語が、英語から日本語に直されたそうです。
プレイボール = 始め
ストライク = 一本、二本 ワンストライク = ヨシ一本
ボール = 一ツ、二ツ、三ツ ツースリー = 二本、二ツ
三振 = それまで
アウト = 引け
という具合に。
ガンダムのシャア仕様の兵隊かな?似てないか・・
軍艦と戦闘機のコレクションもすごいです。
なんだかんだ普通に立派な資料館ですね。
まだまだ続いていく戦時中の昭和ゾーン。
防空頭巾をおしゃれに被ったモデルさんと白衣のおばさん?
ビスマルク像の仁丹や、サンデー チウインガム。壁の張り紙にはさりげなくヒロポン。
当時のトレンドでしょうか。
法律事務所の看板はいったい・・ルイサイト(毒ガス)もあり
子供たちも、お国のために!!というモードでしょうか
ここから戦後のゾーン。
妖艶ふりまく女性出現!!なぜだか「シラミの学習」という啓蒙活動をしてます・・
年代ごとのベストセラーも置かれたりと情報量多すぎて頭パンクしそう・・
公式では、左が梅子。右が桃子ということです。
このキャラは?!ポケットに卓球と人権思想の本を突っ込んでます。
これは「寝る暇も惜しむ読書男児」だそうです・・読書ブームだったとか
左、マッカーサー!!右にはマリリンモンロー!!のようです。顔がちょっと違いますが・・
マッカーサーに関してはMJっぽいですね。
マリリンモンローの下からは、風が吹きあがる拘りっぷり!!
ちなみに右のキャラはトレンドだった鞍馬天狗。
真ん中にいたのは普通に芸者。吐血してる?!
1950年代
ゴジラ1作目が公開された年。
座ってるのは、水中酸素破壊装置「オキシジェンデストロイヤー」を開発した芹沢大助博士のようです・・
人間広告サンドイッチマン!!石原裕次郎!!錆びたナイフ!!
奥に悲しげな母娘・・・
ヌード劇場「不美人座」前まで来ました・・不美人とはいったい
ふーむ・・不美人・・・
奥へいってみます!
当時のストリップ劇場のポスターが満載。
首がない裸体??!!!!!
しかもよくよく見れば巨大な額縁に入ってます!!
これは、戦後まもなく出現したストリップの元祖と云われる「額縁ショー」。
下着をつけた女性が額縁に入って、客に見せるショーだそうです。
「ズロースの微笑」というタイトル。ズロースとはゆったりとした女性用下着のこと。
不美人座では、裏に回って首を出して、前から撮影すると「ズロースの微笑」になれるようです。
それにしても、この独特なフォルム!!!乳首もスゴイ!!
首のちぎれ具合もシュール・・・
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