愛媛県松山市本町にある創業40年以上の老舗喫茶店があると聞きつけDECO-PON隊員が潜入してまいりました。
木とレンガで作られた渋い店の入り口。貼られた「たばこ」の文字が3つ、左側に設置されたタバコの自販機などにダンディーな雰囲気を想像しながらタバコ屋さん??いえ、いえ、テントには「ジュエリー 宗美」。置き看板には【喫茶 マスコット】の文字が…。ダンディーとマダムな香りの2つの匂いを感じつつ、宝石店兼喫茶店という店内はいったどうなっているのでしょうか?!
ドーム型の天井にグッと色を抑えた燻した色の壁紙。木の素材の部分は重厚なダークブラウン。そこにベルベットの絨毯と椅子の紅い色が映えわたります↓
笑顔の可愛い店主のママさんがカウンター内で作業中です。木の棚に飾られたゴージャスなコーヒーカップ達↓
店の奥には値札付きのレトロなネクタイとネックレスや指輪などが置いてありました。ネクタイ売ってある喫茶店は初めての経験です↓
店の中央にもイヤリング、指輪の宝石が飾られたガラスのショーケース↓ 付けられた値札をみれば数万円の代物がズラリ。
おそらくこれらの金品装飾品は、お店の入口テントにも掲げられていた「ジュエリー 宗美」の部分だと思われます。
店の扉を開けてすぐに、少しばかりスペーシーな、でもなんだか店内に馴染んでるタバコの棚↓
外の通りに面したガラス窓がある座席に座り、わりと豊富なメニュー表を見ているとなかなか落ちついた気分になれます↓
見上げればシャンデリアも重厚なデザインですね。
注文したコーヒーはマダムなピンクのカップに注がれてやってきました↓
飲みほしたら、カップ底に繊細な花と蝶の絵。おぉ!!
お店の隅っこには、写真が貼られてました↓ セピア色のような色あせ具合といい歴史を感じますね。家族たちでしょうか?ママさんもまるで女優のような美しさです。
ふと2枚のの写真・・・よく見てたら、勝新太郎さんが!? ↓ ママにお話と聞くところ、どうやら松山に来たときに来店されたようなのです。
勝新太郎さんの写真で一気にダンディームードな空間に感じだしたマスコット。置き売りの宝石でマダムな麗しさも堪能できるマスコット。タバコもネクタイも売ってるマスコット。今にはない店なのは確かです。優雅な時間を過ごしたい時に、また訪れたい喫茶店。つぎはどんなコーヒーカップが出てくるのかな?
記/ 野菜ぱくぱく (2015.04.09)