愛知県は犬山市に、ある【桃太郎神社】にDECO-PONスタッフが潜入。[前編]、[中編]、[後編]の3本立てで、前回の[中編]に続き、今回はいよいよクライマックスとなる[後編]をオトドケ。
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さて、前回の[中編]では本殿にスポットを当てて参りましたが、[後編]では桃太郎神社の極致ともいえる【宝物館】の奥へと迫っていきます!!
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▼【宝物館】のゲートを潜ると、外からも覗いていたコンクリート像がお目見え。
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▼泣きじゃくるアオオニに、キジ、サル、イヌと・・・・
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▼キジさんですが切れ味鋭い険しい表情。今まで登場した部類のキジとは思えません。
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▼おサルさんも凄い形相です。まるでモンスター・・・
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▼イヌですが、これは本当にリアルに怖いです・・・呪われそうな勢いですね・・白と黒のコントラストがまた凄まじい恐怖感を放ってます。
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▼実際、このアオオニさんが泣いてるのは、キジ・サル・イヌの恐怖におののいているからでしょうか?と、それもうなずける光景ですね。
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▼少し進むと、おじいさんとおばあさんがお餅つき。何故にお餅つきなのか?という疑問は置いといて、先ほどのキジ・サル・イヌの緊迫した空気が少し和らぎました。
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▼さらに進むと、にんまり顔のピンクのオニさんが?!?!!
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緊迫した空気がここにきて一気に払拭!!なんというほっこりしたオニさんでしょう。こちらまでにんまりしてしまう優しい表情。これもコンクリート作家・浅野氏ならではの匠の業でしょうね。
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「背中にどうぞ やさしい鬼です」と掲げてますが、なんとなくパンイチのオッサンに跨るのもなぁ・・と思い今回は遠慮させてもらいました。
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▼次へのポイントの合間に、記念撮影ができるお決まりのパネルもあります。が、子供サイズの大きさ。
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▼さて、次に登場したのが桃太郎軍団御一行!鬼ヶ島へ向かう道中を再現。
▲キジは先頭で歩いてます。まるでなんだかすごくワルそうな輩のよう。
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▼桃太郎の表情も冷めた様子。歩き疲れてるのかイヌもサルも必死の形相で目が血走ってます。気のせいでしょうか。
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▼次はいよいよ奥の突き当たりまできた最終章!!桃太郎が鬼をこらしめるシーン!!!!とどめをさす瞬間でしょうか。
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▼観念した様子のアカオニを見事なまでに描いてます。
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そしてそのキャラもまた個性的。この悪党づらと緻密な表情。
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▼一方、悪党づらのアカオニに負けず劣らず、桃太郎の表情が恐ろしく「冷酷」な表情・・サイコパス的にもみえます・・・イヌはもう妖怪化?・・共に妖術とかつかっちゃいそう。
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表情を伺うに、どっちが正義か悪かわからない展開ですね。
なんとなく独裁的な桃太郎帝国のような片鱗を[中編]から匂わせてましたが・・
とはいえ、命を懸けて戦うことは生半可なことではない生き物としての決死の表情、平和な現代に生まれた私たちが知りえない境地の世界なのかもしれません。また年月のコンクリート劣化がそうさせているのか。
これで隅々まで、浅野氏のコンクリート像をすべて満喫!!
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▼帰り際。やっぱりピンクのやさしいオニさんが心惹かれる我々隊員。後ろ姿もキュートでファニーですね。
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▼最後に、桃太郎神社の主にお話もしていただいて、ここが由緒ある神社だという事は紛れもない事実だと再確認。
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今回は時間上【宝物館】の中には入館できませんでしたが、コンクリート作家「浅野祥雲」の世界が垣間見れたと思います。
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一般的には書物、あるいは絵本やアニメで語り継がれる昔話「桃太郎」。その世界を造形として個性豊かに具現化した浅野氏の匠の業には感無量でありました!!
記/ Charlie Apple (2015.05.23)
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