[前編] 山奥のパラダイス!!廃材で造り上げたDIY村!!まさにゲゲゲのツリーハウス!!【ネオ・キタロー村】潜入記
愛知県は岡崎市に、怪しいDIY施設の村があるという噂を聞きつけ【ネオ・キタロー村】へ潜入してきました!
[前編]・[後編]の二本立てで、今回は[前編]をオトドケしてゆきます。
潜入当日が金曜日とあって、通常の村公開は「日曜」のみ。我々はダメもとで電話してみると「ハイっ村長で~すっ!!」と、いきなり村の村長さんらしき人が威勢よく応対。交渉すると運よく予約に成功できました!!!!
▼そして、現地へ。岡崎市から車を走らせ、どんどん山奥へ入ると、ようやく「キタロー村」の案内板が。
▼進んでいくとガードレール沿いにカラフルなフラッグの飾り付けが見えてきました。
▼案内板に「キタロー村やっと着きました」と書かれてます。まさに、山奥を不安になりがなら、やっと辿り着いたという思いは的を得てますね・・・どうやら、もうこの辺から村のようです。
▼案内板から少し進むと、怪しい施設が目の前に!!!これは時計台でしょうか?!!こんな山奥に!!!!
道路を挟んだ向かいにも、怪しい施設が・・・
▼奥にはツリーハウスのような建物。手前のゲートには手作りとおもわれるハデな装飾が施されてます。
まずは、ココから調査したいと思います。
絵馬?!のようなものもあります・・・
それにしても、目で情報量が追いつかないほどのハデな装飾・・・
▼ご覧のとおり、プライバシーにかかわる情報もありますので、ボカシをかけてます。
「本日のお客様」として我々の携帯番号も勝手に堂々と掲載しちゃってる・・ 笑
▼情報を察するに、非常にWELL COMEな感じですね。
▼調査をしてすばらくすると、ファンキーなオジイサンが登場しました!!
このお人こそ「ネオ・キタロー村」の「村長」であります!!!!
ということで、今回の潜入記は、村長のツアーとともにオトドケしてゆきたいとおもいます!
▼まずは「ネオ・キタロー村」の入村についてのご説明。
敷地内のトラブル、ケガ・病気・怪我、蜂・虫・ヘビ(マムシ)、食あたり、かぶれ等は自己責任という事。
マムシ出るんだ・・・
その他、草・花・木を取らないという事と、ゴミは持ち帰りましょうという事。
そして個人情報の提供。名前住所から電話番号まで。
この個人情報は絶対機密で、村長が亡くなった際にも墓まで一緒に葬られるとの事。
ってかおっぴろげて既に公開しちゃってますが・・・笑
これらの事項を守れる方が、ネオ・キタロー村の入村が許されるということです。
ちなみに入村はなんと無料!!!!
ってことで、入村事項をクリアし、いよいよ村長自らによる「ネオ・キタロー村」ツアーの幕開けです!!
まず、「ネオ・キタロー村」の始まりは、不法投棄を監視するための見張り小屋(ツリーハウス)を造ったことがきっかけ。
なんと大工が本職という村長が、すべて廃材を利用して造ったDIY施設ということです!!!!
その後も、いろんな施設を増設。ツリーハウスが「ゲゲゲの鬼太郎の家に似てる」って言われた事から「キタロー村」という名前で開村。
それから、2008年頃に札幌時計台を真似たオリジナル時計台を増設し「ネオ・キタロ-村」として改名し新たにスタート。
ちなみに村長いわく、日本で4人しかいないツリーハウスの権威だそうです。
次に展開するのは、村長のミステリーなお話。
▼この置かれてる石たちは、2013年の大水で村の小川に流れ着いたものだそう。
▼それで、その石をよくよく見てると、村長が夢にまで見る憧れの地「イースター島にあるモアイ像」に似ていたそうな・・・(まぁ見えないこともないけど・・・)
そのモアイ像(に見える石)が何かの縁だとイースター島を想い続けていると、翌年2014年になんと夢実現!!!!
なんとイースター島!!と思いきや「ミラノ・ローマ」の旅行に娘夫婦がタダで連れていってくれた?!!!というオチだそうです・・・
▼次のミステリーは、モアイ像の裏から出てきたこのツタンカーメン(塗ってある・・)。このツタンカーメンの左横にある石が、最近話題となってるツタンカーメンの「母」だということです・・・2013年からココにある2体、これを誰よりも先に予知してたとか。ツタンカーメン塗ったのは最近でしょうけど・・
▼次は「長崎の平和祈念像」だそうです。これはミステリーというよりも、誰かにこの石を祈念像まで持っていってほしいという村長の願いでした。我々は丁重にお断りしましたが
さて、村長のミステリーはこれくらいで。
▼この置かれてる表札たちは、ここを訪れたメディア各社だそう。すごい数だね。
で、▼ひとつだけ無地の表札ありますが、これは「NHK」さんの取材で空けてるそうですよ。NHKさん取材来てあげて~!!!!
▼これは2014年イタリア旅行で、本物のレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画をみて収得したという「村長風レナウド・ダ・ピンチ」だそうです。
▼次に、大物の方に書いてもらったという絵馬「今のテレビ東京があるのは村長のおかげだと思う」だそうです。
すごいですね!!と、おもいきやこの大物っていう方は携帯屋a●ショップの店長さんだという・・・
その他、
▼この黄色いフラッグは、映画「幸福の黄色いハンカチ」をモチーフにしたもの。村長は高倉健さんの大ファンだそうです。
ようやく村長のマシンガントークが落ち着いたところで、ツリーハウスに内部へ案内してくれる事に!!!
▼厳重に12個の鍵をかけてるそうです。
さすがに12個の鍵を外すのは一苦労のよう・・・
数分待つことようやく開門!!!!
立派なツリーハウスのお目見えです!!!!
まるで少年時代懐かしさというかウキウキ感が甦ってきます!!!不法投棄を見張るという、まさに理にかなった秘密基地ですね!!!!
もちろん上へ上がります!!
なんと高さが6.4mもあるんですね。村長は言ってませんでしたが「ギネス」って表記は本当でしょうか。
上にまでやってきました。案外内部は生活感ある仕様ですね。
ここからだと、不法投棄してるのもバッチリ見張れる眺め!!そのおかげで今はほとんど投棄はなくなったそうです。
▼ツリーハウスを満喫したところで下へ。
急な階段でなので気を抜くと危険!!山の傾斜に建ててあるので落ちると谷まで転げて逝ってしまいます・・・
どうやら村長のツアーには、このツリーハウスに上がるプランはなかったようなので、貴重な体験ができました。
上がりたい方は、直接お願いしたらいけると思います。
次は、いよいよ向かいの時計台の方へ村長が案内してくれます!!!!
ここまでは、いわゆる序章的な感じでしたが、この時計台がある敷地内からが本格的な入村!!という感じになってゆきます!!
さっそく潜入といきたいところですが今回の[前編]はここまで!!
次回の[後編]を乞うご期待!!!!!
記/ Charlie Apple (2015.12.11)
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