たった一人の陶芸家が35年かけて創作!!人生を捧げた芸術庭園!!奇跡のユートピア【虹の泉】潜入記

今年2014の3月に三重県松阪市の山中、旧:飯高町にある芸術庭園【虹の泉】にDECO-PONスタッフが潜入。

 

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この【虹の泉】は、陶芸家・東健次氏(1938-2013)がたった一人で35年の歳月をかけて創られた芸術庭園です。1978年から2013年5月の東氏が74歳で亡くなるまで、5800平方メートルもの土地に制作が続けられました。

 

三重県、奇跡のユートピア【虹の泉】

 

 

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三重県、奇跡のユートピア【虹の泉】

 

 

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驚くことに、壁画や像などは全て陶製で作られ「雲上の世界」を表現。窯で焼かなければならないため、巨大な像などはパーツごとに焼いてから、後でパズルのように組み立てて作られている手間暇かけたこだわりぶり。ひとつひとつ繊細に創られたディティールも驚愕です。

 

 

東氏いわく「これまで誰も考え得なかった世界を創造したかった」と生涯を捧げた、まさに奇跡のユートピアとい云うべき作品だとおもいます。

 

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実際、僕の個人的な印象としては、「ここは天国か?地獄か?」という並々ならぬカオス感を与えられ、まるで見てはいけない部分を見ているという酔った感覚。ちょっとある意味ディープでありました。

 

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ここで作者の東氏の作品を創るに至ってのルーツを紐解いていこうとおもいます。

作者の東健治氏は1938(昭和13)年、「虹の泉」に近い山村に生まれ、少年時代から絵を描くことが好きで、高校時には焼き物の町で陶芸の魅力に惹かれ、陶芸職人としての活動を開始。
その後、人生を捧げる転機が訪れたのは24歳の時、スリランカの旅のこと。
ジャングル奥地にある世界遺産「シギリヤ遺跡」を見て衝撃を受け、陶芸空間「虹の泉」の構想を得て、71年、33歳の時に「虹の泉」を作るためアルゼンチンへ旅立つことを決意。
しかしながらアルゼンチンに「虹の泉」を築こうと移住するも、7年間の滞在で良い土地が見つからず、失意と焦燥を抱いて帰国の途につき、最後にたどりついたのは、少年時代を過ごした美しい故郷の森だったそうです。
そこから35年間、地元の人々のカンパなど協力も得ながら、たった一人で「虹の泉」を造り続ける日々。構想を得られてからは実に50年、東氏は陶芸家としての一生を、まさにこの作品ひとつに捧げ現在に至ります。

作品としては、まだ完成には至っておらず、2013年に急逝してからは、奥さんが遺志を引き継いでいるそうです。

 

 

三重県、奇跡のユートピア【虹の泉】

 

 

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この「虹の泉」は、ほぼ入場料だけで創られているらしく、作品に対する情熱も並々ならぬものと思います。しかし三重県の松阪市でも山深い場所にあるため、知名度は低く、あまり知られていないのが現実。
公共財政の兼合いもうまくいってないようで、僕らが伺った時も奥さんは苦労の様子を隠しきれない感じでした。

 

三重県、奇跡のユートピア【虹の泉】

 

 

三重県、奇跡のユートピア【虹の泉】

 

現在、虹の泉がある旧:飯高町は、合併とともに松坂市となり、観光地としてもっと前面に押出して東氏らの報いを叶えてあげてほしいとも思ったりしました。と同時に、知る人が知るというポジションであるからこそ個人的には輝いたりと複雑ではありますが。

みなさんも、三重に行かれた時は是非「虹の泉」へ!!

 

 

▼最後に、DECO-PON隊員が潜入した【虹の泉】全映像もあります。ご覧ください。

 

 

 

記/ Charlie Apple (2014.07.01)

 

 

タグ:珍スポットテーマパーク文化芸術近畿地方関西東海地方三重県松坂市庭園陶芸