夏といえば冷や汗したたる「怖い話」っていうのがお約束ですね。
しかしながら、今回は「心霊現象」を科学的に真っ向否定した磁気が脳に及ぼす影響についてオトドケしてゆきます。
「心霊現象」を経験したことのある人は少なからず周りに一人や二人いると思いますが、最近の研究で「心霊現象」は、磁気が脳に及ぼす影響もあるという説があるみたいです。
それを裏付けるように、心霊スポットとされる場所には必ずといっていいほど「磁場」というキーワードがよくでてきますね。
その研究の権威、カナダのローレンシアン大学のマイケル・パーシンガー博士によれば、【人間はある種の磁気刺激により幻覚を体験する】ことがあると発表しています。
博士によれば、
人間の脳が磁気を受けると、側頭葉の「ニューロン」が活性化し過去の記憶が無作為に呼び起こされ、実際にはその場に存在しない映像や音などが、あたかも体験しているかのように感じてしまうことがあるのだという。
通常、心霊現象を経験する人の多くは、次のようなケースに当てはまる。
このような情報によって、脳の中で磁気の乱れにより存在しない「幽霊」を作り出しているとのこと。
具体的に、心霊スポットでどれだけ「磁気の乱れ」の可能性があるか検証してみると
まずは、全国でも多数の霊目撃情報の多い有名な心霊スポット「六甲山」。
この六甲山は、日本有数の「断層密集地帯」。岩石が圧力を受ける事で電気が発生する「圧電効果」が考えられ、その「電圧効果」で電気が発生しその電気によって磁界が発生、地磁気が乱れた可能性が考えられる。
次の例としては、いかにも出そうな「お墓」。
「墓地」などで多数目撃される「心霊現象」の多くは「墓石」に含まれる「花崗岩」が何らかの現象によって強力な磁界を帯びてしまい、人間の「脳」に影響を与えている可能性が極めて高いという。
その強力な磁界を帯びる理由としては、
などが挙げられる。
次に「橋」。
「鉄橋」も「落雷」などが要因で「磁力」を帯びることがあり、この事を「落雷磁化現象」と呼ばれています。
実際「釣り橋」での「心霊現象」の例は極めて少なく、「釣り橋」を「鉄橋」に作り変えてから「心霊現象」が多数目撃されているという事例もあるそうです。
ちなみに全国の有名な「橋」心霊スポット
と挙げた橋はいづれも「鉄橋」です。
最後に、心霊スポットとされる磁気を帯びる主な原因について、もう一度まとめてみました。
その他、
憑依現象やポルターガイストなどの発生原因も、その土地の異常磁気が脳を刺激した結果引き起こされたものという事例もあるそうです。
あの稲川淳二氏も「磁場が強いと霊が出やすい」と言ってますよね。
「磁気の乱れ」によって全てが解決したわけではないけど、少なくとも現在では、多くの「心霊現象」が科学的な根拠があるといわれてます。
個人的には、すべて化学で解明されるのは寂しい話ですが、この磁気が脳に及ぼす影響については、あくまで確率の問題で怪奇現象類の解明できるほんの一部分にすぎないと思います。
記/ Charlie Apple (2014.07.04)