墓場のド真ん中でUFO研究?!清家新一氏の科学遺跡【宇宙研究所】視察記

愛媛県は宇和島市にある【宇宙研究所 (重力研究所)】にDECO-PONスタッフが視察。

今回の紹介スポット【宇宙研究所 (重力研究所)は、今は亡きUFO研究家・清家 新一氏の自費研究施設です。

 

宇和島宇宙研究所

 

清家氏といえば、30年ほど前は「UFO大好きおじさん」で一世を風靡し、当時の不思議科学に夢見る子供たちのアイドル的存在だったとか。「空飛ぶ円盤シリーズ」の本も何冊も発刊して大人気だったそうです。

 

宇和島宇宙研究所

 

UFO研究に携わる逸話としては、「学生時代に火星人の女性からの手紙を受け取った」のがきっかけらしい。けっきょく手紙の内容は明かされてませんが、興味津々ですね。

 

まぁこの類の研究家といえば、ある意味構えてしまいがちですが、清家氏の経歴は輝かしいもの。以下(Wikipedia)↓

清家 新一 (せいけ しんいち、1936年(昭和11年)4月 - 2009年12月)

愛媛県宇和島市出身。
東京大学理学部大学院修了後、茨城大学機械工学や愛媛帝京短期大学物理学教室で教鞭を取る。1969年(昭和44年)に「超相対性理論」を発表し、1973年(昭和48年)に宇和島市長堀、三島神社下に「重力研究所」(現「宇宙研究所」・同市、野川)を設立してUFO研究や宇宙人の研究に本格的に取り組む。重力消滅の実験、「空飛ぶ円盤」の試作やタイムマシンの理論と試作、重力子反応炉などの研究に執念を燃やし、完成間近であるかのようなタイトルの著作を何冊も刊行と論文発表(識者の査読はなされていない)したが、未だに完成はしていないようである。1973年より雑誌『宇宙艇』を刊行していたが、1998年の163号を最後に休刊している。

 

さて、そういうことで【宇宙研究所 (重力研究所)】の現場レポートをオトドケしていこうとおもいます。

まず、この宇宙研究所のロケーションがド肝を抜かれます。

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

そう、墓場のド真ん中にに宇宙研究所は存在してました!!狙ってるのか?それとも土地が安かったのかはわかりませんが、ある種のストイックさは感じとれます。

 

宇和島宇宙研究所

 

そして、入り口のショーケースには、研究機器らしいものが展示。

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

これらは、「クラインの壺」、陶器でできた「メビウスの帯」というものらしく、地元愛媛の工芸、砥部焼きで作ったものらしいです。

他のケーブル類もSFな雰囲気満載ですね。

 

宇和島宇宙研究所

 

そして、地元の方の許可をえて、いよいよ宇宙研究所へ接近!

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

内部へ入ると、ツタに覆われた奇抜な建築!間近でみる宇宙研究所は、外観からみる姿とはうってかわり、また違った感覚。

サビれてるというより、やさしく草木に包まれた廃墟美がそこにはありました。

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

宇和島宇宙研究所

 

一見、外観からは墓場に存在する怪しい建築物とオカルト的なイメージも混同しますが、実際はUFOを科学的に研究し反重力を夢見た、まさに清家氏の科学遺跡だといえるでしょう。

 

宇和島宇宙研究所

 

 

記/ Charlie Apple (2014.07.31)

 

 

 

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