まだまだ続きます愛媛県は大洲調査!!略してOZ調査!!!
伊予の小京都と呼ばれる大洲市を流れる肱川に架かる肱川橋。今回は、その橋のたもとにある【ピザハウス創作】へDECO-PON隊員が潜入してきました。
橋の老朽化による架け替えと、道路を拡げるにあたって、残念ながらこの物件は今年2014年秋に壊される予定。
30年以上の老舗の洋食店で歴史ある外観。ツタがボーボーに絡み、もうツタが全て外壁になってるほどに覆われています。昼間に見ると、営業してるのか分からず、一見、廃屋に見えてしまう建物。
初めて見たときは、正直ずっと廃屋だと思っていました。看板がツタに埋め込まれているかのよう。季節的にもツタが青々と勢い良く育っています。
夜6時から夜中の1時くらい?まで営業されてるそうで、「ピザハウス」と付いてますが食べに行くよりは飲みに行くお店として、雰囲気があるスポットだとは思います。
そしてもちろん内部にも潜入!!
中は狭いですが、白いウロコ壁に大きな切り株のテーブルに飴色の店内が渋い感じ。雰囲気を引き立てるJAZZが流れ、現実社会から開放してくれるくつろぎの空間を演出。
なんといっても、DECO-PON隊員の注目は『BARカウンター』。
つくりが、まるで異世界に誘われるような映画のセットのよう。寡黙な店主が並々ならぬ存在感を放ってるのも、この店主ありきのセットで相乗されてます。
ビールやワインがとても豊富です。インドネシアのビール、ビンタン600円。ドイツのまろやかで繊細なビール、ビットブルガー700円。ベルギーの3年熟成の泡立ちの良いビール、ブリガンド900円。ワインの方も、しっかりワインクーラーも搭載して高額なものまで揃ってました。
料理のお味は、あくまでお酒のツマミという印象。西洋のB級志向といった感じでしょうか。
最後になりましたが、
なぜ『ピザハウス』なのかは謎を含みつつも、この貴重な物件が秋には壊されてしまうのは非常に残念です。。。
みまさんも取り壊される前に是非、大洲が誇る珍物件を訪れてみてください。
記/ 野菜ぱくぱく (2014.08.28)