静岡県は伊東市にある「伊豆の三大珍博物館」の一つ【怪しい少年少女博物館】。
前回は[前編]の施設一階部をオトドケしてゆきましたが、今回は[後編]!!!施設二階部と、この博物館ならでは別館にも潜入してゆきます!!!
さて引き続き二階への階段を上がってみます。
階段の途中には、スペースを許すことなくバービー人形を中心に、マスコットキャラなどが展示。抜け目がありません。
2階に上がってきました!いきなり奇妙なコレクションが所狭しと・・・
グロイものから和モノ、魔除けっぽいものまでドロドロに溶け込んでます・・・
少し進むと妖怪コーナーに・・・
と思えば、白装束の不気味なマネキンがみえてきました・・・
なんと「呪いのわら人形」が売ってます・・・セットで300円。
ブラックジョーク的なストレス解消法でしょうか。大量に呪いのわら人形が打付けられ、磁場と化してますね・・・
こうして見ると、なんでもアリの珍コレクション・ジャングル!!
2階はというとロフトっぽい作りになってて、1階の中央フロアが見渡せます。
外国からのお客さんも、コレクションを堪能してるようです。
・・・・と思いきや!!マ・・マネキン?!!!!!
こんな感じで一階を見渡せます。
さて、向こう側のフロアへ参ります!!
何故か「賀正」の看板と上部には猿があちらこちらに・・・取っ手にはおみくじが大量に括り付けてあります・・まったく趣旨不明な空間・・
中にはいるとフランケン・シュタインがお出迎え!!魔女やら西洋風の人形などなど・・カオスなポイントとしては和モノな灯篭がポツンと・・
奥へ進むと、モンスターと妖怪の共演!!!!
こちらは、黒魔術?!的なものから医療系のオカマ?!にクレオパトラ!!端っこは小野小町かな・・・・とにかく奇怪さ満点!!
次に進むと、上部にマネキンというよりは巨大な日本人形!!に凧!!!!ブラックライトに照らされて異様さが一層際立ってます・・・
ショーケースには、大量の市松人形が!!!!一体くらいは髪が伸びるバージョンがあっても不思議じゃないですね・・・等身大の人形もあります・・・怖い
ここにはウミガメ?!爬虫類?!!恐竜?!!!背中がパカーンと開いて中に奇妙な生物が?!!!!!
突き抜けすぎて理解困難な展示物・・・
こちらは世界的なアーティスト「空山基(そらやま はじめ)」の作品展示物。
プレデター!エイリアンにエロス!!!
スケルトンにミイラと!墓場コーナー!!
次のルートにと見上げると・・・
そこには猿に囲まれた「月光仮面」!!!!!
・・・なんとここには「けっこう仮面」!!!!
むこうには狼の群れと幽霊さん・・・既製品のマネキンっぽいので足のある幽霊ですね・・
これで博物館すべての展示物を観覧終了!!!
しかしながら、この博膨大なコレクション。超レアモノもあるそうですが、なんと施設を経営してるのは、有名な新宿のキテレツ出版社「データハウス」の社長!鵜野義嗣氏が立ち上げたもの。
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社長いわく「何これ?バカじゃないの?という感想がなによりの褒め言葉。整然とした展示ではなく、カオスを楽しんで欲しい」との事。「ガラクタ山」も褒め言葉だそうです。
これで趣旨不明でカオスティックな所以がうなずけますね。
ちなみに伊豆の三大珍博物館も鵜野社長経営です。
ということで、まだまだ観覧は続きます。
次はこの博物館の醍醐味!!「おばけやしき 夜の学校」に潜入!!!
「怪しい夜の学校」
入口に来ました!!!右が入口、中を一周して左の出口からという仕組みですね。
マネキンの首に逆さ看板・・なんとなく学園祭ノリのチープさも、物理的な危険度を秘めてるようで一層怖いです・・
夜の学校へ潜入!!
まずは視覚的というか、音の臨場感でやられます!!!!
赤い光に怪しく照らされたマネキン!恐怖というよりポルノっぽい雰囲気がぷんぷんします・・・
まるで赤線っぽい宿のよう・・・
と思えば、轟音とともにお地蔵さんや骸骨が襲撃!!!
理科室のよくある人体模型からマネキンの首!!!ぼんやり灯る女性の顔などDIY感爆発!!!!
少女が用を足しているのを隙間からちらっと・・・
・・そうこれは、お化け屋敷だけの一筋縄ではいかない「見世物小屋」的で「エロス」が交差する新感覚お化け屋敷。
火の玉もぼんやり怨念少女・・・
抽象的ながら解りやすいような・・・「命 よくきたね たすけて」のメッセージ。
夜の学校だけに、ここまでは学生ネタが多いですね。
次に「地獄の扉」がどど~んと出現!!
スプレーで描かれてる文字がヤンキーっぽくて、この学園的な雰囲気に相乗してます。
さぁ地獄の扉を開いてみましょう!!
地獄へ来ました!!
閻魔大王、鬼、餓鬼、とかではなく・・ここでの地獄は、妖怪バージョン!!
これは妖怪・百目かな?!
いや・・よくみると鬼さんいました!!
しかしここでも一筋縄にはいかない和を貫いた妖怪仕様!!マネキンがわざわざお面被ってる?!
モダンな耳なし芳一・・・
妖怪テキヤ!!わた菓子売ってます!!ちなみに演出なので、あくまでフィクションです。
子供たちはほんとトラウマもんですね・・
写真では伝わりにくいですが、怪しさとカオス感満点!!!
ろくろくびにネコ女?!
そして最後、このマネキンの意図とは?!
よく解らないですがお腹いっぱい!!久々に食べ放題級の食い倒れ感を得られました!!
これで、おばけやしき 怪しい学校と博物館観覧すべて終了しました!!!!
おばけやしきはもちろんの事、博物館のコレクションも現地で体験する楽しさは格別です。
あたなだけのお気に入りコレクションも発見できるのでは?
ちなみに我々隊員が気になったモノは写真中央のコレ・・・↓いったいなんのキャラなのか・・??
最後となりましたが、カオスティックに展開するレアモノ展示と見世物小屋的なお化け屋敷。
マニアックには違いないのですが、一般層を突き放すことなく「エログロ」の観点からいっても幅広く刺激的に感化される博物館だと思います。
青い好奇心ムンムンしたあの頃・・少年少女の気持ちになってみなさんも是非現地で堪能してみてください♪
記/ Charlie Apple (2017.03.18)
潜入時期/ 2015.12.06
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