兵庫県は姫路市に、世界一周できるという未知のテーマパーク【太陽公園】へDECO-PONスタッフが潜入。[前編]・[中編]・[後編]の3本立てで、今回は[前編]をオトドケ。
今スポット【太陽公園】は、姫路市の峰相山山麓にあるテーマパーク。世界の建造物や遺跡が石で作られた「石のエリア」と、隣接する山上にそびえる山城「白鳥城」をメインとする「城のエリア」に分かれてます。
[前編]では、まず【城のエリア】から潜入してゆきます。
さて、現地レポート。
【太陽公園】の情報は、まずめったに聞くことのないまさに未知のテーマパーク。現地へ着くまでの道中、その知名度の無さから「B級」的なノリだろうなぁと車を走らせてると、突如!小高い山の上に巨大な洋風建築の城?!!!!
▼しかし立派過ぎる巨城!!完全にこの地域が「城下町化」してて、さらに洋風建築というのが異様さ相乗してます!!和の景観を塗り替えちゃってますね・・・・
▼その怪しさに戸惑いながらも、門の前まで来てみました。
▼門をくぐり敷地へ入ると不安は少し払拭!一般人がちらほら行き交う、普通のテーマパークのようではあるようです。
周りには世界各国をテーマとしたお店が数店並んでます。広場の中心にはなぜか動物たちが。
▼端の方にも動物たちのオブジェが・・・
▼これはクマでしょうか。ディティールにおいてはやはり怪しい感は拭えません。
▼各国の広場観覧を終えたところで、メインの施設へ入ってみます。
▼どうやら、この施設も売店のようです。ご当地ものがメインですね。
▼施設観覧を終え、巨城へのルートはどこからなのか?と捜索してると立派なモノレールが!!切符購入!これに乗って城へ登ってゆきます!
▼喉かな景色を眺めながら城へ。大体が田園地帯ですが。
▼ついに白鳥城へ到着!!近くでみると想像以上にデカすぎる!!!!!!!
公式では、高さ40m!幅26.8m!奥行88.8m!!なんと世界遺産の姫路城よりでかいのです!!!!!
▼モノレール降り場から城の入口の道中、動物オブジェを生産してる部屋が。下の広場にもありましたが、あの動物たちは石を削って制作してるようです。
職人さんと、横にいる老人はこのテーマパークの主でしょうか?ただならぬオーラを放ってました。
▼いよいよ入口にまできました!!石やレンガを積み、質感の高い立派な作りです。
▼わくわくしながら城の奥へ潜入です!!!!
▼城の敷地へやってきました。そのデカさに再度圧倒されます!!もはや何かの帝国です!!!
歴史的価値がなく、馴染みにないこの真新しさが本当に異様極まりない不思議な空間。
▼もちろん内部へも潜入!!城の造り圧倒され、内部はいったいどんな文化的な資料やアート、価値のあるものが展示されてるのか期待を胸に奥へ!!
▼通路の壁に掛かった絵をみながら進んでいくと城の模型が。
これはドイツ南部にある有名な「ノイシュヴァンシュタイン城」という城らしいです。この白鳥城はこれに似ているということですが、似てるかな。
城といえば以前紹介した【日本食研・KO宮殿工場】もありましたね。こちらのモデルとなったオーストリアのベルヴェデーレ宮殿の模型もありました。
▼まず序章的な通路の資料を観覧し終え進んでいくと、「3Dアートミュージアム」の部屋へやってきました。
▼とりあえず3Dアートで遊んでみました。楽しいですね♪
広大な施設内で何部屋も、ひたすら3Dアートで遊んで上階へ進みます。
▼気がつけば最上階、最後の部屋。これまでひたすら3Dアートの階でしたが、この部屋は民俗衣装らしきものや西洋の鎧が。
▼よく解らないので、ここでも3Dアートで遊び城内観覧終了!!
期待とは裏腹に、けっきょく施設内は、ほぼ3Dアートミュージアムということで文化的なものはほとんどありませんでしたが、これから先、新たな歴史を刻んでいくのでしょう。
とはいっても純粋にテーマパークという枠なのでアレですが、この立派すぎるお城が文化的なモノを求める錯覚へと陥るのかもしれません。
ともかく3Dアートも楽しめて満足でありました!!
最終的に、知名度の無さの割には恐ろしく立派な巨城。お幾ら万円かかった城なのか?その財力と、この組織。【太陽公園】というテーマパークの謎が深まるばかりでありました。
これで今回の[前編]である「城のエリア」は終了です。
しかしまだまだ続く【太陽公園】潜入記!!次回の[中編]からは「石のエリア」へと潜入してゆきます!乞うご期待!!!!
記/ Charlie Apple (2015.05.27)