滋賀県は甲賀市に、巨大なタヌキの館でタヌキの名物うどんが食べれると聞きつけ【狸家分福(たぬきやぶんぷく)】にDECO-PONスタッフが潜入してきました。
お目当てのお店【狸家分福(たぬきやぶんぷく)】は、甲賀忍者の里で知られる甲賀市の信楽町に構えてます。また信楽町は、伝統工芸の『信楽焼(しがらきやき)』で有名。町の至るところに大小種類様々なタヌキの焼きもの(タヌキの置物)が異常にあふれてて奇妙な光景が広がってます。
そのタヌキの焼ものが溢れかえった町に、ひときわ強烈な存在感を放つのが、この【狸家分福】。規格外にも程がある巨大なたぬきが腹をだして横たわってます!!
このド~ンっとした年季が刻まれたお腹!!まさに信楽タヌキのボスといった貫禄ですね。
ボスのタヌキが横たわる周りには、子分のタヌキたちで溢れています。
オーソドックスなタヌキもいれば、個性派のタヌキも・・・。まるで『北斗の拳』のザコ・キャラを彷彿とさされる濃いタヌキたち。
さて、大タヌキ・小タヌキたちの洗礼を受けたところで、いよいよ内部に潜入です!!
中に入ると、そこはまさにタヌキの巣のよう!!タヌキの穴蔵ですね!!なぜかお地蔵さんもあったりします・・・天井の高さから、横たわるボス・タヌキ建造物の大きさが異常なまでにデカイというのがお伝わりでしょう。
奥には、タヌキのギャラリーや工芸雑貨なども販売されてるようです。
浅めの地下へ降りてゆくと、本格的な陶器販売コーナーへ。
よくわかりませんが、SGSが認証したアラジンのボトルや水瓶・食器、ラジウム素材のものが前面的にあつかわれているようでした。工芸界も科学・工学的になってきたのかな?という印象も受けました。
販売コーナーを通り奥へ進むと、やっとお目当てのうどん!食堂へ到着!!それにしても、外観からは反して想像できないほどスタジオ感が漂ってる食堂ですね。
著名人らしきサインもたくさん飾ってあり、メジャークオリティを期待しつつ『名物・狸うどん』を注文。
麺も、きちんとお店で製造してるようで期待が高まります!!!!
注文したうどんが出てくるまでの間、『信楽焼・アラジン』印の【なるほど鉢】で漬けた浅漬けをサービスでありがたくいただきました。
【なるほど鉢】の宣伝文句をみると『マイナスイオンとラジウム鉱石線のW効果で、おいしい一夜漬け』と、ありますが、よくよくみると『科学学者に調べ、計ってみたところ”おいしさの数値は出てきませんでした。”』との正直な表記も・・・科学的にはどうやら根拠はないようですね・・・
ぼくも不覚なことに、正直、どう美味しいのかよくわかりませんでした・・
飲み水も、『アラジンの瓶』に入った細かいサービスぶりです。※下右画像
浅漬けと、アラジンのお水を堪能してると、ついにやって来ました【狸うどん】!!!!!
もう、うどんがどうこうじゃなくて、このタヌキの器!!!!このタヌキの顔!!!!いやぁヤバイです。
おいしいうどん!しっかりコシのある食感!!うどん県である讃岐うどんと遜色ないクオリティなのですが・・・このタヌキの器と目を合わして食べる感覚・・・・
具と麺が、まるでタヌキの臓器をすすっているかのようなシュールな感覚・・・・そして恍惚としたタヌキの顔・・・・ちょっとしたカオス感を味わいました。
生まれてこの方、うどんを食べる行為に、こんな冒険をした気分は初めてで貴重な経験でした。
食べ終わり、身も心も満腹感に更けていると、食堂の奥にはなんと【足湯】??!!!
まさか『足湯』まであるとは・・・もやはここは、ちょっとしたタヌキのアミューズメントパークですね。
タヌキの置物が溢れる信楽町にあるタヌキのアミューズメントパーク。なんだか本当にタヌキに化かされたような気分を味わえた【狸家分福】でありました。
また、【狸家分福】では、焼きもの体験ができる陶芸教室や、別館で【陶珍館 (とんちんかん)】という陶器の珍品掘り出し物倉庫もやっているみたいですよ。みなさんも機会があれば是非いってみてください。
記/ Charlie Apple (2014.09.26) |
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