今年2014年3月に、広島県は尾道市にDECO-PONスタッフが潜入調査。
前回の【尾道ガウディハウス】に続き、今回は築100年、大正時代の古民家を改装した喫茶店【梟の館 (ふくろうのやかた)】潜入記をオトドケしてゆきます。
尾道は映画、ドラマ、CMの舞台として、たびたびメディアに登場する自然の景色が清らかで美しい港町。商業で財をなした方々の日本家屋が並ぶエリアに【梟の館】はあります。
急な坂道が原因で廃屋が問題らしいですが、それらを上手に手を加えて新たな場所の魅力を作りだしています。
ちなみに、現場は坂道の頂上付近ですので徒歩でしか行くことはできませんが、歩いていると、その他にもいろんなスポットが発見できますんで、それらも紹介しながらいきたいと思います。
まず、細い坂道の登り始めに、壁に猫の絵が登場!
どうやらここは、古民家を改造した【招き猫美術館】という処。たしかに尾道は猫が多いです。残念ながらココへは入場しませんでしたが、目的地に着くまで早くも洗礼を受けた感じでした。
さらに、登ると、「鬼太郎ハウス」のような門がありました。立派な邸宅の門のようです。
急な坂道はつづき、壁が複数の板で貼り付けられたバーがあり、小さなミュージアムが並びます。
さらに坂の1番高いところまで登り詰めると、やっと【梟の館】は姿をあらわしました。一見、廃墟?!と見間違うほどの大量のツタで覆われ、ツタの重さで若干、傾いてる感じもしました。いや、確実に、ちょっと傾いてます。
お茶してるとき、地震きたらどうなるのかな…と一瞬だけ頭をよぎりましたが、築100年も経っているという魅力のほうが充分に勝っている建物です。
門の暖簾をくぐり、少し歩いて、建物の扉を開けると『おお!』と思わず口にしてしまうほどの、雰囲気のある空間が広がっていました。
店員さんに『靴を脱がず、どうぞ中にはいってください』と案内されますが、確かに靴をおもわず自然と脱いでしまいそうな邸宅の入口のような入口。
残念ながら中は撮影禁止です。。。
写真は撮れませんでしたが、店内は、かなりゆったり落ちついている空間で想像以上に中が素敵です!!!!!古さで少し下に床が斜めになった窓ぎわに座り、これまたとても眺めが美しい。
いたるところに梟のモチーフの雑貨があり、不思議な小説の世界の中へ入り込んだような気分にさせてくれます。そして尾道の町を展望しながらの美味しいコーヒーとスイーツも美味!!
喫茶店として1997年からオープンの【梟の館】。尾道の景色と美しい緑を見下ろしながら、幻想的な雰囲気に浸れる癒しのスポットでした。
まだまだ尾道の潜入記は続きます。また次回!
記/ 野菜ぱくぱく (2014.07.10)
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