重要文化財級!!60's 土着系 純喫茶【軽食・喫茶 ジョア】潜入記
愛媛県は大洲市にある【軽食・喫茶 ジョア】へDECO-PONスタッフが潜入。
もともとヤクルトの「ジョア」を販売してたんではないか?という噂のある喫茶店。とはいっても地元で噂になるほど、ここが飲食店だという認識はあまりないようです。
さて、この【飲食・喫茶 ジョア】は、前の記事でも紹介した大洲市が誇る文化財【臥龍山荘(がりゅうさんそう)】の向かい、川の対岸にひっそり構えています。
外観からは、お店が庭木に覆われ一見わかりにくい様子ですが、レトロでポップな看板の存在感が一際目を引きます。
店の屋上からは、飼ってる柴犬がお出迎え。あまり物珍しく外を徘徊してると吠えられ近所迷惑なので、なるべく速やかに入店する事をおすすめします。
店内は、看板から察するように、
レトロな原型をそのまま留めた、まさに珠玉の純喫茶。60年代へタイムスリップしたかのような装飾を施しており、当時のシンボルでもあるマリリン・モンローを中心にコラージュされてます。
そのレトロでモダンなインテリアと、土着感あふれる和モノにDIYを織り交ぜながら、かつ統一されたコラージュは、ここのママのハイセンスさを伺えます。
ジョアのママは78歳。もう世間ではお婆ちゃんの年齢ですが、歳をおもわせないほど若く気品のある貴婦人風。
おもてなし法も独特で、食事中には同じ席で梅の皮を剥いてしまうほどアットホーム感を披露するかと思えば、お帰りの際は高級旅館の女将のように最後までお辞儀で見送ってくれます。
これも、類まれない【ジョア】を楽しむ醍醐味のひとつでしょう。
食事メニューもしっかり豊富で、なぜか焼肉定食やハンバーグランチを凌いで一番高額な「チャンポン麺700円」を食してみました。
味の方は、喫茶店の味というべきアベレージで、きちんとクオリティも保っていて満足。
この時代、いろんなカフェやチェーン店がひしめいて混沌としてますが、こういった復刻不可能な懐かしの喫茶店は、その土地ならではの風土を感じながら温かみと心も潤されていいものです。
みなさんも是非、行ってみてください。
記/ Charlie Apple (2014.06.19)
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