京都府に、元銭湯を再生したノスタルジックでサイケデリックなカフェがあると聞きつけ【さらさ西陣】にDECO-PONスタッフが潜入して参りました。
![]() |
![]() |
京都市は北区、風情ある町並みを歩いてると一際アジのある建物がみえて来ました。ここが今回のスポット【さらさ西陣 (SARASA NISHIJIN)】。
以前の記事で紹介した【船岡温泉】がある「船岡温泉街」に構えてるお店です。
![]() |
![]() |
唐破風屋根の立派な店構え。
なんと、その歴史は大正時代から築80年!!!!
1998年まで「藤ノ森温泉」として営業、2000年からはカフェとして再利用されてるそうです。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
よくよくみると色彩を放つ「マジョルカタイル」が施されています。【船岡温泉】でもお馴染のスタイルですね。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
ルーツをそのままに、きっちり温泉マークの看板が掲げられてます。当時のものかな?
![]() |
![]() |
外観を見物を終え、内部に潜入!!!!
入るとすぐにバーカウンター。意外にポップでガーリィーなイメージの雰囲気?!
お店の横側。よくよくみるとマジョルカタイルが奥にちらついてまいりました。
![]() |
![]() |
![]() |
店内奥メインルームへ。
そこは想像を遥かに絶したマジョルカタイルの嵐!!!!!超絶サイケデリック!!!!!カオスティック!!!!!
当時の銭湯の特徴である吹き抜けタイプの高い天井。「格天井」というそうです。
![]() |
![]() |
マジョルカタイルの面積からすれば、はるかに【船岡温泉】を凌いでる夥しい数!!!!
![]() |
![]() |
ここまで連なっていると、なんだか生き物の「ウロコ」に錯覚してしまいます!!!!
![]() |
![]() |
![]() |
・・・あまりのサイケデリックさに唖然としてしまいましたが、
実はこのマジョルカタイル。現在では使用禁止になっている鉛の釉薬を用いて焼かれているそうです。かなりのレアものです!!
目がチカチカ・・サイケデリックが過ぎるので、カウンター側に目を逃がし・・・こうしてみると、ハイカラな大正浪漫と現代俗世の若者文化がうまく調和してますね。
![]() |
![]() |
![]() |
一息ついたところで、今日のランチを2メニューいただきました!!!
▼こちらは洋食バージョン!!サンドウィッチ・セット!!!!
![]() |
![]() |
▼そしてこちらが和食バージョンの京うどん定食!!!!和洋食ともにカフェで食したお洒落感を満悦できました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
次に、お店の質が問われる「トイレ」も妥協がありません!!!!
ここまでもサイケデリック・マジョルカタイル責め!!!!!
![]() |
![]() |
ゆっくり用を足したい配慮としてか、ここではタイルはバランスよく落ち着いた配色で施されてます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
まったりソファーでリラックス。上を見ると自然光を活かした吹き抜け天井。この格天井の造りもマジョルカタイルとわびさびがきいて理にかなった構造ですね。
![]() |
![]() |
昔ながらの文化や建築を絶やすことなくリノベーションし、現代に活かした異空間。音楽やいろんなイベントも催されてるようです。
こうしていろんな形で、日本の価値ある文化を次世代に伝えて残せていければいいですよね。
記/ Charlie Apple (2016.05.19)
タグ:珍スポット, ノスタルジック, 歴史・遺産, 建築, 温泉, 文化, 芸術, グルメ, カフェ・スイーツ, 近畿地方, 関西, 京都府, 銭湯, レトロ