[中編] いよいよ城内へ!内部の混沌とした美術品とスリル!!一人の男が40年かけ創り続ける未完の珍テーマパーク!【佐和山遊園】潜入記

滋賀県は彦根市にある謎のテーマパーク【佐和山遊園 (さわやまゆうえん)】にDECO-PONスタッフが潜入。前回の記事【前編】に続き、今回は【中編】をオトドケしてゆきます。

 

ハワイ

 

前編】では【佐和山遊園】を粗方説明し、見渡した程度の調査でしたが、今回はいよいよテーマパークの顔でもある『佐和山城』へと潜入してゆきます!!

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

さっそく門をくぐるとド~ンっと姿をあらわす『佐和山城』。各段に庭園が広がる構造になってます。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

階段を進み、城1階前の広場まで来ると、なにやらヴィーナス的な西洋像や和のオブジェやら像が混同し、カオス染みた異様な雰囲気。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

城正面には、戦国の戦火に倒れた佐和山城の『石田三成』こと、『石田一族群霊供養之塔』石碑が掲げられてます↓テーマパークのわりにはディープな光景。

しかし肝心の供養の塔は、城本体なのかどうかは分かりませんでしたが、城の内部は『美術館』となってる造りです。『美術館兼供養の塔』といった形態なのでしょうか。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

城1階の入口前です↓

1階は『佐和山第二美術館』と表記。一方の『第一美術館』は、他の場所にあるようですが、付近には見当たらないのでスルー。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

ミスマッチなヴィーナス像に挟まれた入口。不覚にも、うろたえてしまいましたが勇気を出して城1階『第二美術館』へ潜入しました!

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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内部はご覧の感じ↓

フロアには、絵画と像が交互に展示。一見、西洋風の作品と思いきや、和モノも織り交ぜられています。

それにしても、DIY感満載のマダラ模様の壁と薄暗いフロア。作品群とその雰囲気が合い重なり混沌とした様子。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

THE BED ROOM

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

一瞬、オブジェかと思いましたが、よくよく見ると天井崩壊でぶら下った照明です・・・。皮一枚で落下寸前↓至るところに建物の損傷も見られます。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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もはや作品を眺めるというより、雰囲気と倒壊のスリルを味わうといった感覚。

城1階部の『第二美術館』を堪能させていただきました。

 佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

次に、城2階部へ↓

なんだかゲーム・ステージを進むかの如く、更に2階部広場にはグレードアップしたキャラ像たちが待ち構えてます。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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馬?!この遊園では、[前編]で紹介した入口付近でも最初に『馬』が登場しますが、何かメッセージ性があるのでしょうか。仰け反ったかの姿勢も独特ですね↓

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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そして、あいかわらずの謎のヴィーナス像と、その間、馬に跨る武将の像こそが、【佐和山遊園】構想のモデルとされた『石田三成』であります。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

庭を見終えたところで、次は城2階部の入口です↓ここは『第三美術館』となってるようです。もちろんここへも潜入!!!!

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

内部はご覧のとおり↓

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

ここ第三美術館では、和風テイストが強く、像もナチュラルな木彫りですね。閻魔様?仁王様?でしょうか。まるで天国と地獄を描いてるようです。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

第三美術館、城2階をクリア!!!次は3階へ行ってみたいとおもいます。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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城3階部になると、正面からの入口ではなく山側の側面部から入場となります。

ちなみにですが、建物内部からの各階の行き来は出来ないちょっと不便な構造。

ここが側面部、城3階入口↓ここも『第四』の美術館ですね。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

内部へ!!このフロアは日本画が中心に展示↓ 上階にあるフロアのため、日が差し込み、ここへきてやっと明るく落ち着いた屋内の空気感。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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そして3階部は作品のみならず、最大の愉しみと見所は、この扉のむこう側にあるんです↓

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

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でっかい扉を開くと、そこは佐和山城園内と彦根の町が眺めれるパノラマが広がります。

前編]でも紹介した『屋外美術品展示場』の作品群もズラッと一望できますね。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

園内と彦根の町を眺め浸ってるのも束の間・・・・ふと見上げると、ここでも天井・・屋根が倒壊しかけた危機に面してました↓

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

やはり気の抜くことの許されない佐和山遊園。再度、緊張感を漲らせ城3階部『第四美術館』を後にしました。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

ハワイ

 

次はいよいよ4階部の最上階『天守閣』へ↓

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

最上階では、いったいどんな作品群が待ち受けてるのか?!

と、少し期待を膨らませ内部を見渡しましたが、ここ天守閣はどうやら倉庫のようになってるようです↓

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

あと、天守閣から眺める展望も期待してましたが、窓なしの屋根裏部屋的な構造。老朽化もあることから、内部に足を踏み入れる事はできませんでした。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

木漏れ日が差し込んでいますが、雨漏りとか大丈夫でしょうか・・と考えつつ、内部を見てると、『天守閣』というイメージを微塵も感じさせない、なにか養鶏場にいるような感覚になってきます。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

 

最上階を満喫したところで、外観を見比べると随分と対照的。外から見る天守閣はすごく立派ですね↓

というわけで、[中編]最後になりましたが、和と洋の美術品が混同する謎のコンセプトと、ある種のスリルが味わえた佐和山城。

ストイックに一人の男が40年築きあげ続けるこの遊園は、『石田三成』と石田一族の想いが更に乗っかった、並々ならぬ重さが伝わってきたような気がします。

 

佐和山遊園 (さわやまゆうえん)

 

今回、佐和山城を制覇したところで、遊園敷地内のまだまだ半分!!

次回はいよいよクライマックスの【後編】をオトドケしてゆきます!!

 

続きはこちら>>

[後編] ついにクライマックス!!手造り金閣寺に仁王門!モダンなカフェまで?!一人の男が40年かけ創り続ける未完の珍テーマパーク!【佐和山遊園】潜入記
http://deco-pon.org/index.php/page/sawayama_yuuen3

 

 

ちなみに前回の記事
[前編] まさに滋賀のサグラダファミリア!!超ド級のDIY!一人の男が40年かけ創り続ける未完の珍テーマパーク!【佐和山遊園】潜入記はこちら
http://deco-pon.org/index.php/page/sawayama_yuuen

 

 

記/ Charlie Apple (2014.11.07)

 

 

 

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